青梅市仲町の内科、小児科、皮膚科、循環器内科、消化器内科、内視鏡内科なら大河原森本医院

〒198-0082 東京都青梅市仲町251
検査案内

内視鏡

大腸カメラ検査、胃カメラ(経口、経鼻)検査が可能です。胃カメラは口からでも鼻からでも選択できます。痛みなどでつらくないよう麻酔を使用でき、ポリープもとることができます。便秘、おなかが痛い、便潜血陽性など幅広く対応いたします。
詳しくは内視鏡ページをご覧ください。



心電図:通常の心電図は予約不要、24時間ホルター心電図は予約制です

狭心症、心筋梗塞、不整脈などを調べる検査です。

電極をつけて計測しますが、その場の状態だけを確認する通常の心電図と、電極をつけたまま帰宅していただき、24時間の波形を確認するホルター心電図の2種類があります。胸が苦しくて来院された方は、その症状が心筋梗塞かどうかを通常の心電図ですぐに確認できますし、時折胸がドキドキする、動悸があるという方はホルター心電図でいつ起こるかわからないその症状が実際に不整脈なのかどうかを確認できます。

心電図

骨密度(骨粗しょう症):予約不要

骨密度検査とは、骨の強さ、丈夫さを測定して骨粗しょう症かどうかを判定する検査です。

原発性骨粗しょう症の診断基準(抜粋):
1) 過去に外傷以外で骨折したことのある方:骨密度が若年者の80%以下
2) 過去に外傷以外で骨折したことのない方:骨密度が若年者の70%以下
※詳細はこちら :骨粗しょう症に関する情報発信サイト

同じように転んだ時に骨折する方としない方がいますが、骨密度は骨折するかどうかを左右する代表的な要因として知られています。
骨粗しょう症は健康寿命に影響すると言われており、40歳以上の女性は特に骨密度が低下しやすいことが知られています。
当診療所では、左手の骨をレントゲン撮影して骨密度を測定し、若年者との比較、同年代との比較を行って現状の評価と日常生活での注意点を提案します。
治療法は、食事、運動、そして薬剤療法です。薬剤は、内服もしくは注射であり、1日1回、週1回、6カ月に1回と幅広く選択できます。

骨密度

レントゲン:予約不要

胸部、腹部の他、脊椎など骨の写真を撮ることができます。

撮影する機会が多いのは胸部写真でしょうか。咳が長引く際の肺炎や肺癌の有無、生活習慣病をお持ちの方で出現する心肥大の有無などを確認できます。レントゲンの特徴は、低被ばく量で多くの情報を得られること、そして定期的に撮影していくことで前後の比較ができることです。肺にもその人その人の個性があり、同じ影が見えてもそれが正常な人と異常な人がいます。そんな時は、過去の写真と比較して大きくなっていないか、半年後にもう一度撮影して変化してこないか、を確認することで診断の見落としを防ぐことができます。
1回の胸部レントゲンで浴びる放射線量:約0.05mSV(ミリシーベルト)
屋外で自然に浴びている放射線量:年間平均約2.4mSV
人体に影響が出る放射線量:約200mSV(諸説あり)

レントゲン

各種超音波検査:予約制ですが緊急性に応じて当日検査可能です

超音波検査=エコー検査の特徴は、うける患者さまがつらくないのに得られる情報が多いということです。基本的には体表にゼリーを塗って器具をあてるだけなので苦しくありませんが、疑わしい病気の確定診断、逆にその可能性の除外をおこなっていくことができます。

1) 腹部
肝臓、胆嚢、腎臓、脾臓、膵臓、大動脈、胃腸、膀胱、前立腺など幅広く腹腔内をみる検査です。それぞれの臓器の癌はもちろん、肝炎/肝硬変、胆石、尿管結石、膵炎、大動脈瘤、前立腺肥大も診断可能です。腹痛が出現してもおなかの中を直接のぞくことはできません。例えば、胃腸の病気か胆嚢の病気かで治療方針や食事をとっていいかどうかも変わってきます。その時にエコー検査をすぐにうけていただくことで治療にメドをつけることができます。

腹部超音波検査

2) 心臓
心臓は血液を集めて全身に送る役割をしていますが、心臓の壁が伸び縮みして運動することでポンプ機能をつかさどっています。エコー検査をおこなうと、
①形態異常:弁膜症や心肥大 ②機能異常:心不全や不整脈、心筋梗塞
の評価ができます。健診での診察で心雑音を指摘された方(弁膜症の可能性あり)や、体のむくみがひどくなってきた方(心不全の可能性あり)はこの検査をうけていただく必要があります。検査の際は胸部を出していただきますが、当診療所では女性検査技師が検査をさせていただくことが可能です。

心臓

3) 甲状腺
甲状腺は、いわゆる「のどぼとけ」の下にある大きさ4cm程度のホルモンを産生する臓器です。甲状腺の病気は、
①腫瘍ができる(癌、腺腫)②機能異常(バセドウ病など機能亢進、橋本病など機能低下)、の2つに大きく分けられますが、腫瘍はなくても機能異常の原因として甲状腺腫大を認めることがあるため、エコー検査が大事になります。甲状腺は、前頸部にあるため自分でも腫れているのに気づいたり、周りから指摘されることも多い場所です。そういったことがあれば一度検査をうけることをお勧めします。その際には、機能異常を検査する甲状腺ホルモンの採血検査と併せて調べることでより正確性が増すことが多いです。

甲状腺

がんの早期発見に向けての取り組み

マイクロアレイ血液検査
サリバチェッカー唾液検査

今日、日本人の2人に1人が“がん”にかかり、3人に1人が“がん”で亡くなっていると言われています。
当診療所でも“がん”に対する検査には力を注いでおり、肺のレントゲン、胃カメラ、大腸カメラ検査では、毎年必ずと言っていいほど“がん”が見つかっています。しかし、様々な精密検査が可能である今日でも未だに発見しにくい“がん”が存在します。
その代表例が、膵がん」、「胆道がん」、「乳がんです。
膵がん、胆道がんは、早期の段階はもちろん、ある程度大きくなった状態でも、通常の腹部超音波検査やCT検査でははっきりうつらないこともしばしばです。
乳がんは近年その若年発症増加が知られてきているにもかかわらず、やはり「乳房」という特殊な臓器であることからなかなか「気軽に受診」には至っていないのが現状です。
さらに厄介なのはこういった腫瘍は、大きくなるまで症状が出ないため、患者さんが検査をうけないことです。その結果、患者さんが異常に気付いて検査をうけた時にはすでに転移(=血液の流れ、リンパ液の流れに乗ってがん細胞が他の臓器にひろがること)が見つかってしまうことも珍しくありません。
では、どのようにして我々は“がん”に対して予防していけばよいのでしょうか。超音波、CT、MRI…、様々な画像検査がありますが100%信頼できる検査はありません。しかも、画像検査をうけるには検査センターや大きな病院への通院が必要となります。
そこで、今回当診療所では、血液や唾液を調べるだけで“がん”の有無をチェックできる検査を導入しました。
それぞれの検査でわかる“がん”の種類が異なるため詳しい内容をご確認ください。
サリバチェッカー(唾液検査)
マイクロアレイ血液検査

がんの早期発見に向けての取り組み